●日本で初めて、「求む工場」と言う企画  1987年8月12日 日経産業新聞記事あり 「求む工場」は、私のビジネス経験から生まれた新しい企画です。 日本では、「系列」に代表されるように、多くの工場が製造保障の名のもとに 系列の親会社の仕事をしています。工場は、設備投資や工員の確保などを 行わなければならない状況があり、一旦仕事が枯渇すると、固定経費が 負担となります。宿命として保証してくれる大手企業との関連を強めて いくしかないのです。 しかし、それだけでは、常にラインが保証されるものではありません。 その設備を有効に活用するためには、別な商品生産も重要なテーマとなります。 しかし、関連以外の取引となると、発注先が、工場を熟知しオーダーしてくれるか と言うと中々実現しないのが実際です。(支払いの保証や物品の管理など多くの事が 問題となります) そこで提案型の記事になったのが、この「求む工場」なのです。 その時に若干の資金余裕のある工場が、金型や生産力や資金を供給して 弊社に委託された特許内容を商品化する。 商社や販売店は、これを必要分のみ、弊社に発注し、総販売権利は弊社と 特許所持者と工場がシェアーする。 今まででは、産まれる筈のない商品が、生産されることとなるのです。 実は、近い内容は、現在にいたるまで私のテーマとして、進めています。 1987年、今から二十数年も前のことですが、今のほうがより現実的な テーマとして存在すると思われませんか? 賛同される工場を今尚求めています。求む工場です! 開発者・製造資金負担者・コーディネーターそして販売希望者 専門的な取りまとめが出来れば、素晴らしい商品が生まれると思われませんか? この様なコーディネートが完成すれば、知的所有権や特許は、日の目を見る事が出来ます。 具体的な、知的所有権売買が可能となるのです。